高すぎる建築費用

「日本の住宅の建築費用は世界で一番高い」

昔から「日本の住宅の建築費用は世界で一番高い」といわれてきました。近年、その傾向はやや収まったものの、世界一建築費用が高いレベルは保ってます。

戦後、高レベルの日本の建築技術が、短期間で建てられる軽量鉄骨プレハブなどの効率的な工法を生み出しました。ローコストで建築が可能とするため工場で大量生産し大量販売しているので、皆さんの想像以上にずっと原価は安いのです。
ところが販売価格は天井知らずの高騰を続けてます。


建築費用が高いのは日本だけの特殊事情が・・・

大手のハウスメーカーが多数存在する・・・海外ではハウスメーカーという言葉さえ存在しません。この日本だけの特殊な「販売方法」が大きな原因です。

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ハウスメーカーですが、大量販売のためにモデルハウスを各地に配置、テレビCMばかりしています。カタログやパンフレット、販促品などもお金がかかっていて立派なものをバンバン配ってます。
そしてハウスメーカー1社だけでも数千人の営業マンがいて大量販売しています。それ以外の社員の存在も馬鹿になりません。
この経費や人件費が建物の販売価格を押し上げています。


さらに建築費用が高い割に中身が粗末

ハウスメーカーは大量販売、大量生産しなければ会社が成り立ちません。

どこの会社も軽量鉄骨(プレハブ)や重量鉄骨や木造パネルばかりを工場で生産して、現場で組み立てる方式がほとんどです。その為、決まったプランを施主に押し付けるという販売手法を取るしかありません。同じものを大量に売りたいのです。
そして、できるだけ多くの利益を一軒から吸い上げなければいけません。そこで見栄えは良いけど粗末な建材や住宅設備となります。


高いクオリティで低コストの賃貸物件をご提供してます。

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賃貸経営の成功の鍵は高いクオリティで低コストの賃貸物件を建てることにあります。
耐久性の高さはメンテナンス費用の低減でより高い収益を長年安定して得ることができます。借り入れを減らせば支払う利子も大幅に低減できます。質を落とさず(できれば質は上げて)建築費用の削減が必須となります。
どこのメーカーのどの建物を建てるかという選択がオーナー(経営者)として重要となります。